目立つ・痛い・取り外せない矯正治療
人間の表情を、「日本人は目元で」「欧米人は口元で」読み取るとはよく言いますが、やはり欧米ではかなり口元が重視されています。
欧米では歯の矯正をすることが社会的ステータスのひとつとされています。
白く整った歯並びは、清潔感や教養の有無につながっていると考えられてもいます。
ぜひ、印象の良い歯並びで接したいですよね。
とは言え、「矯正装置が見えるのが嫌」という方は日本には多くいらっしゃいます。
確かにワイヤー治療は目立つ上、痛みを伴い、一度装着したら治療が完了するまで基本的に取り外しのできないものです。
こうしたマイナスポイントを嫌がっていた方に打ってつけの「インビザライン」という矯正治療があります。
インビザラインとは?
■インビザラインは「見えない、痛みが少ない、取り外せる」矯正治療
インビザラインとは、透明に近いマウスピース(=アライナー)を使った治療法のことです。
アライナーはカスタムメイドされます。1枚目をつけたら7~10日後に2枚目へ、とつけ替えていくことで少しずつ歯を動かしていくシステムです。
アライナーは少ない方では20~30枚、抜歯して矯正する場合など多い方では最大99枚まで作成されます。1週間に1つずつの交換なら、52枚でおおよそ1年間の治療となります。
透明に近いアライナーは装着していても他の人から気づかれることはほぼありません。
金属が出ていないので、頬や舌など傷つけたり、急な痛みが発現したりすることもまれです。
また取り外しができるためお食事もいつも通り楽しめます。