子どもに八つ当たりし過ぎたり、二つの選択肢のどちらを選んでもダメというダブルバインドをしたり、攻撃性を向け過ぎたり、子どもを混乱させてしまうやり方は問題だ。特にそれがコンスタントに続くものであれば、後々の子どものメンタルヘルスの問題が心配される。
しかしそれはあまりないが、親が時々不安定で泣いたりするのはまだ大丈夫。子どもはそんなに弱く、それに感染したりはしない。あ~お母さんまた泣いてるなあ、あ~もう止まったなあ、ぐらいでいてくれる。
むしろ問題なのは、そうである自分に対して、そうであってはいけないのにダメな親、と自分にダメ出しし過ぎて、より負のスパイラルに入り込んで落ち込みをひどくすることだ。今はそうで仕方が無いなあ、ここからやって行こう、気分転換を心がけよう、とやって行けば良い。
一緒に暮らす子どもには何も隠せない。小さな子はトイレまで着いて来たりする。子どもはいずれ親の等身大の姿を全部見て育つ。
細部だけでなく、全体として収支評価された時に、好きでいてもらえる、まあまあ合格点がもらえる人間であるように。それで良い。
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