「新天皇陛下御即位の祝賀レセプション」が5月6日(月)、シドニー東部Bellevue Hill(ベルビュー・ヒル)にある総領事公邸にて催され、NSW州政府関係者をはじめ、両国の領事館関係者、日系企業代表者、日系コミュニティ関係者など、各界から100人以上が集まった。
式典の会場では、新天皇陛下の写真や、書家がこの式典のために書いた作品が展示され、お祝いの雰囲気に包まれた。
日本酒やワイン、軽食が振舞われ、参加者はお酒や料理に舌鼓を打ち、歓談を大いに楽しんだ。
レセプションの冒頭、竹若総領事は挨拶で新元号の由来を述べたうえで、「日本とオーストラリア間の旅行客の数が年々増え続けていることと、NSW州が日本にとって重要な輸出先であることを誇りに思っている。平成の時代に強めたオーストラリアと日本の関係を、今後さらに発展させられると確信している」と語った。
グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は挨拶で、「NSW州と日本は、双方にとって有益な関係を保っており、それを誇りに思っている。日本の企業が、オーストラリアでさらなるビジネスチャンスを創出することを楽しみにしている」と述べた。
シドニーさくら合唱団による豪日両国の国歌斉唱の後、NSW州最高裁判所のトーマス・バサースト長官が乾杯の音頭をとってレセプションは終了した。
日本人と日本に関係のあるオーストラリア人の参加者が、「平成」から「令和」へ、新たな時代の幕開けを祝い、両国の関係がさらに発展することを願った。
文:久持 涼子
写真:西村 望美
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