2014年3月15日(土)@ Balmain
日本の南極観測船「しらせ」が物資の補給、観測隊員の輸送任務を終え、3月15日(土)、シドニーのバルメイン地区にあるホワイト・ベイに寄港した。同日夜には格納庫にてレセプションが行われ、多くの関係者が集まり、観測隊員や海上自衛官らが南極での貴重な経験を披露するなど、盛り上がりをみせた。
しらせは2013年11月8日(金)に東京晴海埠頭を出港し、2014年1月4日(土)に南極・昭和基地沖に接岸。前回、前々回はともに諸条件が整わず、接岸することができなかったが、今回は3年ぶりに昭和基地沖に接岸した。これにより、ヘリコプターだけでなく、雪上車などを使った輸送が可能となり、円滑に任務が遂行された。
しらせ飛行士として3度目の任務にあたった竹本哲郎氏は、「輸送任務が順調だったので、輸送任務が完了したあとは観測隊をヘリコプターにのせていろいろな観測地点へ連れて行くことができました。また、3度目の任務で初めて、真っ白な平地が広がる場所に着陸し、南極ならではの体験ができました」と任務完了の喜びを語った。
しらせは、3月21日(金)までシドニーに滞在し、4月7日(日)東京晴海埠頭への入港を目指し、出発する予定。
日高孝次艦長 |
宮岡宏第55次観測隊隊長 |
高岡正人在シドニー日本国総領事 |
Mr Stephen Bromhead, LLM MP |
日豪の国歌が流れ、自衛官が敬礼している様子 | “しらせシーフードカレー”としてネットでも話題の人気のカレーも振る舞われた |
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