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今日は何の日?/6月10日

日本の話ですが、6月10日は夢の日です。

夢を叶えてくれた人、夢の実現に力を貸してくれた人に感謝し、自分の夢について考え語り合う、という 日です。6と10で「夢中」(むじゅう、つまりむちゅう)と読む語呂合わせに由来しています。

香川県直島の女性が制定したそうです。 

ここで気になるのは、個人で勝手に記念日を制定することができるのか、ということです。

日本には「ひな祭り」や「七夕」など、伝統的な行事として定着しているものから、「○○の日」「○○記念日」といった企業が商法目的に制定したものまで、およそ2400種類以上もの記念日があります。年々増え続けている記念日に対する理解と関心を高めるために立ち上がったのが、1983年より記念日について研究、広報活動を行ってきた日本記念日委員会。1991年4月1日には日本記念日協会として正式に発足、その活動を開始しました。

記念日を制定するには、記念日の名称・日付・由来・目的、活動内容を団体、企業、個人名義で協会に提出。そのすべてが記念日文化に沿っていると判断され合格した場合にのみ「記念日」として制定されるそうです。記念日の内容が不明瞭なものや他人の権利を侵害するもの、政治的、宗教的、反社会的要素を強く持ち合わせているものなどは登録できないそうです。

さらに興味深いのは、記念日として制定するには1件10万円の登録料がかかること。年に2日であれば1件につき17万円、3日であれば20万円。記念日もお金で買えるとは知りませんでした。

団体や個人でも、自らが考案した記念日が世間に出回れば、それが自分にとっての一番の記念になるかもしれませんね。

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