【キャンベラ8日AAP】 オーストラリア連邦統計局(ABS)は8日、3月期の失業率について、前月から変更なしの5.3%と発表した。内訳として、常勤雇用者数が3万600人増えたものの、非常勤雇用者数がおよそ1万1000人減少。全体では1万9600人増(季節調整後)となった。
州別にみると、SA州は前月の4.8%から急増し5.4%、前月比0.1%増だったのはNSW州(5.5%)、VIC州(5.4%)及びWA州(5.1%)。減少がみられたのはTAS州の5.5%(前月比1.0%減)、QLD州の5.5%(0.1%減)、NT準州の3.2%(0.1%減)及び首都特別地域(ACT)の3.5%(0.1%減)だった。