【キャンベラ8日AAP】 住宅ローン・ブローカー会社「ローン・マーケット」は8日、同社が行ったオンライン調査の結果を発表。これによると、400人の回答者のうち4割以上が給料のおよそ半分を借金返済に充てていることが分かった。3割弱は給料の半分以上が借金返済に消えるとした。
ローン・マーケット社のラストン社長は、調査結果について「信じがたい内容だ」とし、オーストラリア準備銀行は、経済回復のために政策金利を引き上げる一方で、住宅ローン返済に苦しむ人々のことを考えるべきだと述べた。同社長はまた、「政策金利が現在の4.25%から過去平均レベルの5.5%に急上昇すれば、ローン返済に苦しむ人々で溢れるようになる」とも話した。