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2人死亡の火災家屋で断熱材使用

【シドニー8日AAP】   8日正午過ぎ、NSW州中央部ピーク・ヒルで住宅が炎上。男性とその孫息子が死亡した。現在、火事の原因について調べが進められているが、同住宅は連邦政府による助成金を受け断熱材を設置していたことが確認された。

コンベット気候変動・省エネ相は同日、声明の中で、遺族に追悼の意を表するとともに、火災のあった住宅は政府の助成金により断熱材が設置されていたことを認めたうえで、火事の原因に関する調査結果を待っているとした。

連邦政府が経済刺激策の一環として行った断熱材設置の助成金制度を利用し、多くの家庭が断熱材を設置したが、一方で適切な技術を持たないスタッフによる設置作業で火災が発生するなどトラブルが続き、助成金制度は廃止されたばかり。

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