【シドニー14日AAP】 新聞報道によると、政府機関「国家疾患予防保健委員会」は、来年度予算案にタバコ税の引き上げを盛り込むことを要求しているという。
同委員会の計画案では、30本入りタバコ1箱の平均価格を現在の13ドル50セントから今後4年間で20ドルにまで引き上げるとしている。増税で得た収入で、連邦政府が保健部門の改善に必要としている30億ドルのうち3分の2がカバーされるとしており、これらの予算で、待機手術、救急関連及び高齢者対策に補助金を提供するという選挙公約を達成することができるとしている。