【キャンベラ14日AAP】 国内最大手不動産会社「レイ・ホワイト」は、ここのところ続いている政策金利引き上げにより、賃貸住宅の家賃上昇が予想されると述べた。国内全体で賃貸住宅の件数は約200万戸とされているが、各住宅の家賃が年間を通して週20ドル増加となると、合計で20億ドルの家賃上昇につながる。
オーストラリア連邦準備銀行は先ごろ、政策金利を4.25%に引き上げた。過去7カ月間で5度目の金利上昇となった。専門家は、今年末までに5.0%前後に達するであろうとみている。
レイ・ホワイト社では、最近はあまり動きがなかった賃貸住宅の家賃に関して、政策金利の上昇具合によっては今後、大幅な値上げもあると述べた。