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豪人冒険家、単独北極点到達ならず

【パース16日AAP】   WA州出身の冒険家トム・スミザーリンゲールさん(39)が、単独で北極点到達を目指していたが、氷から転落してカナダの軍用機に救助された。

スミザーリンゲールさんは2月26日にカナダのワード・ハント島を出発し、3カ月かけて北極点までの約800キロの危険な旅を制覇することを目指していたが、ここ6週間は厳しい天候や凍傷で苦戦していた。16日午前9時にカナダ軍用機で救助され、カナダ北部の医療施設に空輸されて低体温症の治療を受けるという。

これまで単独で北極点に到達したのは2人だけで、過去5年間の5回の挑戦すべてが失敗に終わり、うち2人が死亡した。スミザーリンゲールさんの旅についてのブログを更新しているピッツイさんは「現在のところ、彼が氷から落ちて低体温症になったこと以外には、情報がほとんどない。現在、航空機でメディカル・センターに搬送されている途中。詳しい情報が入り次第、アップデートするつもり」と述べた。

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