【メルボルン24日AAP】 VIC州政府は、子どもへの悪影響を避けるために、学校周辺での酒類広告を禁止することを発表した。
同州のマレーネ・カイロウズ賭博および酒類規制相は、酒類規制改革法の改正に伴い、「毎日子供たちが登下校する際に、飲酒を助長させるような広告があるのは望ましくない」として、学校から最低でも150メートル以内の酒類広告を認めないとした。
今回の改正で、親が同伴している未成年者に対して、食事と一緒にお酒を提供できるという法の抜け穴も廃止され、酒類を配送する際には宅配ドライバーが未成年者に見える客に対して年齢確認を行うことも義務付けられる。
また、カフェやレストランでは、効率化のために客がワインの残りを持ち帰ってもいいことになるという。