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WA州の金鉱付近でM5の地震

【パース20日AAP】   20日午前8時20分ごろ、WA州カルグーリー・ボウルダーでM5.0の地震が発生し、小学校を含む建物十数棟が損害を受けた。

震源はカルグーリー中心部から南西1~2キロの地点で、地震の規模はこの地域では過去50年で最大だった。ライオネル・ストリートのゴールデンイーグル・ホテルではバルコニーが崩れ、バート・ストリートのロック・ホテルでも被害があった。ボウルダー小学校では天井が崩れるなどの大きな構造的損害を受けたという。児童は安全な場所に移動し、保護者につき添われて下校した。

カルグーリーには国内最大級の金鉱があるが、この地震の影響で閉鎖されている。豪労働者組合(AWU)によれば、労働者は避難して全員無事だったが、安全が確認できるまで作業は再開されないという。

余震が起こる恐れもあるとされている。地元住民は、ガスの元栓を閉め、電源を切り、ガス漏れによる引火防止のためマッチやライターなどの使用を避けるよう指示されている。

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