生活

ハンソン氏、自宅売却にイスラムは「NO」

【シドニー28日AAP】   元政治家のポーリン・ハンソン氏は28日放送のインタビューの中で、現在売りに出している自宅に関して「イスラム教徒には売らない」と述べた。

政党「ワン・ネーション」の元党首であり徹底した白豪主義で知られるハンソン氏は、ジョン・ハワード前首相が首相に初就任した1996年の選挙で政界入り。その後、先住民やアジア人などに対する人種差別的発言を何度も行ってきた。現在は政界を退き、英国移住に向け自宅を売りに出している。

ハンソン氏は自宅購入者の制限について、アジア系オーストラリア人は問題ないが、海外在住のアジア人はダメとし、イスラム教徒に関しては「イスラムの教律はオーストラリアの生活・文化にそぐわない。我が国にとってイスラムが脅威となる日が来ることを考えると、彼らに自宅を売る気はない」と述べ、イスラム教徒を拒否することを明言した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら