【ホバート28日AAP】 TAS州が実施した最新の調査によると、同州を訪れた外国人観光客の数が昨年27万9,000人となり、2016年から18%上昇したことが分かった。特に、中国人観光客の急増がけん引しているとみられている。
ホッジマン州首相・環境相は「われわれは、国内で最もビジネスにたけている」と述べ、観光客数の増加については、「タスマニアの経済が、観光業をけん引し続けていることを示している」と評価した。
国別では、中国人観光客が60%と大幅に上昇した一方、英国からの観光客は減少した。また、他州からの観光客では、QLD州からが最大で11%上昇となっている。また、観光客による支出は昨年、23億ドル以上だった。また、最多だったのは米国の4万2,000人となっている。