【キャンベラ4日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は4日に開かれた月次理事会で、政策金利を0.25%引き上げ4.5%とすることを決定。専門家のほぼ予想通りの上昇で、3カ月連続となった。
RBAは、オーストラリア経済は危機状況を脱し、現在は過去の状況に戻すよう調節が行われていると述べたうえで、「今回の引き上げで金利は過去の平均レベルになるだろう」とし、今後も国内需要やインフレ状況の分析を続け、インフレ率を平均2-3%とするために金融政策を立てていきたいとした。
今回の金利上昇で、住宅ローンの平均借入額である30万ドルを借りている人の返済額は、月額48ドルの上昇となる(注:各銀行がRBAと同じ分だけ金利を引き上げた場合)。