【シドニー31日AAP】 英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカが、フェイスブックの5000万人分の個人情報を不正利用していたことが明るみに出たが、オーストラリア人はそれ以前からフェイスブックの安全性を信用していないことが明らかになった。
世論調査会社ユーガブ(YouGov)の委託世論調査によると、不正利用事件発覚前に、オーストラリア人の62パーセントが世界最大のSNSであるフェイスブックを「信用していない」という。
調査を依頼したニュース・コープ社は「今また同じ世論調査を行ったら、フェイスブックの信用性は著しく低下しているだろう」としている。
調査結果では、80パーセントが個人情報の流出を恐れている一方で、およそ84パーセントが、 企業が個人情報の収集・利用することを禁止できるように選択できることを望んでいることが明らかになっている。