【シドニー3日AAP】 国内大手の鶏肉会社「レッド・リー・チキン」が先月29日、財政破たん状態にあるとして任意管理手続きに入った。従業員数百人が職を失うと見込まれる。
レッド・リー・チキンは1957年創業のファミリー企業。シドニー西部ブラックタウンの工場で3日、従業員らは知らせを受けたとされる。同工場に33年勤務したザゴルカ・シオラクさんは、「困難だ。別の仕事を見つけなければ」とコメントした。
任意管理人には、資産運用会社McGrathNicolのバリー・コーガン氏、ジェイソン・プレストン氏、キャシー・ソゾウ氏が選任された。