【ダーウィン4日AAP】　　NT準州のガンナー主席大臣は4日、同準州への投資をさらに呼び込むため、今後2年間で240万ドルを拠出する方針を明らかにし、近く発表される予算案に盛り込むとみられている。

液化天然ガスプロジェクトのほか、金やリン鉱山のプロジェクトなどへ拠出する予定。ガンナー主席大臣は、「主要な民間プロジェクトや政府系のプロジェクトは、雇用の創出やビジネスチャンスを通して準州経済に大きく貢献している」とコメントした。

今年5月の予算案では、プロジェクトを出来るだけ迅速に進められるよう、環境調査員の増員のために環境省に100万ドルを拠出する予定だ。ガンナー主席大臣は、NT準州では現在、テナント・クリーク南東部のリン鉱山やマウント・トッドの金鉱など、地元経済に総額100億ドルの恩恵をもたらす合計18のプロジェクトがあるとしている。