【キャンベラ4日AAP】 オーストラリアの労働組合は、今月から来月にかけて、全国の都市や地方の18か所で大規模なデモ「チェンジ・ザ・ルールズ・キャンペーン」を行う見通しだ。2007年に行われた「ユア・ライツ・アット・ワーク」以来、最大規模となる。
オーストラリア労働組合評議会(ACTU)のマクマナス全国書記長は、全国の労働者たちがルールの変革のために行動を起こし、現状よりも多くの雇用を育てるとともに、公正な賃金の引き上げを求めていくとみられる。最初のデモはメルボルンで4月17日に開催される見通しだ。
マクマナス全国書記長は、「今よりも安定した仕事と適正な賃上げを求める人たちは、これらのデモに参加し、変革を実現させよう」と呼びかけた。