【シドニー18日AAP】 18日午前8時15分ごろ、シド二―西部セント・メアリーを走るグレート・ウエスタン・ハイウェー近くの道路で、3歳の男児が1人でいるところを通りがかった救急隊員によって保護された。男児の親が捜索のために地域サービス省(DoCS)に届け出たのが午後2時半。発見から約6時間以上も経ってからだった。
警察によると、発見時の少年はトラックパンツに恐竜のモチーフがあるジャンパーを着て「ちゃんとした身なり」だったという。警察署に連れられた時は恥ずかしそうにして、あまり話をしようとしなかったが、そのうち慣れてきた様子で、おもちゃで遊んだり、食べ物を口にしはじめたりした。男児と親は、DoCSへの届出が出された後、無事に再会できた。
警察は、「通勤ラッシュで渋滞する道路のそばで、一体どんなことが起こりえたか知れない」と述べたうえ、男児の親が今回の件で逮捕されるかどうかは分からないとし、今後、聴取や調べを行っていくとした。