【シドニー22日AAP】 シドニー国際空港のあるポート・ボタニーで22日、空港沖に航空機が墜落したことを想定して、救助隊員が訓練を実施する。海上で救助を待つ人々を実際に用意してシミュレーションが行われるのは今回が初めて。
デイリー警察相は声明で「ジャンボ機がシドニー国際空港で墜落するような事態が起きた場合、実際にこのような救助活動が行われることになる。昨年、ニューヨークのハドソン川に航空機が不時着した際、私たちは準備と訓練の重要性を知った。誰ももこのような救助活動が必要とされる事態を望んでいないが、訓練をしておくことで、最悪の事態において被害者の生死を分ける」と述べた。また、同相は訓練に参加する200人もの救急隊員およびボランティアに感謝した。