【アデレード7日AAP】 オーストラリアで2番目に古い動物園であるアデレード動物園で、 最後のフラミンゴが6日に安楽死されていたことが明らかになった。
60歳のチリーフラミンゴの「チリ」は、ここ数ヶ月の間、関節炎や他の加齢に伴う合併症を患っていたという。薬物治療を受けていたが先週から容態が悪化していたため、安楽死されることになったという。
アデレード動物園のフィル・アインスリー医師は「アデレード動物園のアイドルだったチリがいなくなったことは、動物園スタッフだけでなく、国内外の訪問客にとっても悲しい出来事」と述べた。
南アメリカ大陸で生息する野生のフラミンゴの数はおよそ30万羽と推定されているが、現在ではフラミンゴの輸入一時停止措置がされている。