【シドニー26日AAP】 人事コンサルティングのマーサー社が毎年行っている「世界都市生活環境調査」の結果が今年も発表された。シドニーは昨年に続き10位。メルボルンは18位だった。
この調査は、世界221都市を対象に、政治、社会経済、環境、医療、教育や交通など39項目について調査をし、住みやすさをポイントで示してランキングにしたもの。49位のニューヨークを100として採点の基準としている。
最も住みやすい世界都市に選ばれたのはウィーン(オーストリア)で108.6点。次いでチューリッヒ、ジュネーブ(いずれもスイス)となった。最下位はバグダッド(イラク)で14.7点だった。
マーサー社は、オーストラリアとニュージーランドの都市は世界レベルの生活環境を維持し続けており、魅力ある居住地として常に外国人の羨望のまなざしを集めていると述べた。
同調査の主要な結果は以下のとおり。
1位: ウィーン(オーストリア)
2位: チューリッヒ(スイス)
3位: ジネーブ(スイス)
4位: オークランド(NZ)
4位: バンクーバー(カナダ)
6位: デュッセルドルフ(ドイツ)
7位: フランクフルト(ドイツ)
7位: ミュンヘン(ドイツ)
9位: ベルン(スイス)
10位: シドニー(オーストラリア)
<オーストラリア主要都市のランキング>
10位: シドニー
18位: メルボルン
21位: パース
26位: キャンベラ
32位: アデレード
36位: ブリスベン
<その他の世界主要都市ランキング>
32位: サンフランシスコ
34位: パリ
39位: ロンドン
40位: 東京
54位: ローマ
71位: 香港
75位: アテネ
114位: 北京
116位: リオ・デ・ジャネイロ