【シドニー30日AAP】 NSW州の学校で女子生徒の暴力が過去5年間で、急増していたことが明らかになった。
犯罪統計研究局の調査によれば、女子生徒による校内暴行事件は、毎年15%の割合で増加しており、この5年間で70%増加したという。警察に通報された10~17歳の女子生徒による暴行事件数は、5年前の89件から154件へと急増した。男子生徒の暴行事件は5年前の254件から291件に増加した。
10代の女子生徒らは、ストーカー行為や爆撃の脅迫、学校長への脅迫、ギャングに協力して報復攻撃をするなどの事件を起こした。より重大な事件では、女子生徒が半分意識を失うまで暴行を受けたり、頭部や腹部、顔面を強打される事件も起きた。