【メルボルン3日AAP】 先月30日夜、VIC州北部の田舎町ムーループナで発生した男児2人の変死事件について、警察は、容疑者として母親を逮捕していたが、その後の調べで男児の死因がガス暖房器具の故障によるものということがわかり、この母親を釈放した。逮捕されていたバネッサ・ロビンソンさんは、現在、メルボルン市内の病院で治療を受けている。
警察は、調査の結果、男児の死因を暖房器具の故障による一酸化中毒としたが、その詳細については、今後も捜査が続けられるとしている。
この事故に関しては、SNS「フェースブック」にて、ロビンソンさんが男児を殺害したといった内容の投稿があり、ロビンソンさんの元夫は深く傷ついているという。また一部報道では、夫妻の離婚の状況に触れるものなどがあり、ロビンソンさんの家族は「メディアは安直に結論に達しすぎ」と非難のコメントをした。