【シドニー4日AAP】 オーストラリア人のお気に入りの旅行先は、ニュージーランド、米国、英国、タイであることが、豪統計局のデータで明らかになった。
2008年には580万人ものオーストラリア人が短期的に国外へ出国し、過去最大数を記録した。4日に公表された統計局の年報によれば、オーストラリア人の行き先別の渡航者数は、ニュージーランドが92万1100人、米国49万2300人、英国42万300人、タイ40万4100人の順だった。タイへの渡航者数は2004年から2008年にかけて115%増加した。
同年の海外からオーストラリアへの短期訪問者数は600万人で、このうちの多くはニュージーランド人、英国人、日本人、米国人だったという。短期訪問者のうち48%が休暇でオーストラリアを訪れ、国内の商品・サービスに対して230億ドルを出費した。観光産業は、国内GDPのうち4%を占めた。