【ゴールドコースト９日ＡＡＰ】　　　９日に発表された「海外訪問客調査」結果によると、今年の第１四半期及び今年３月までの１年間において、海外からオーストラリアを訪問した人の数は増加したことが分かった。

これによると、今年第１四半期の海外からの訪問客数は６％の上昇、宿泊客数は８％、彼らの支出額も３％の上昇となった。今年３月までの１年間をみると、海外からの訪問客数は３％、宿泊客数は５％、支出は４％とそれぞれ上昇した。

今年第１四半期で目に付いたのは久しぶりの日本人観光客の増加で、２００９年の同時期と比較して３％の上昇となった。

オーストラリアへの訪問者数は今年３月までの１年間で５２０万人。４６％が休暇、２５％が友人などの訪問を目的としている。このうち１００万人強がニュージーランドからの訪問者で、次いで英国、米国、中国の順。バックパッカーは全訪問者数に対し１１％。彼らの平均滞在日数は７４日、平均支出額は６０００ドル弱（７９ドル／一晩）となっている。