【キャンベラ14日AAP】 アメリカ、イギリス、フランスがシリアのアサド政権に対して軍事攻撃をしたことに関して、豪政府は「豪軍は関与していない」と発表した。
マリス・ペイン国防相は、14日にジェームズ・マティス米国防長官から軍事作戦の対象である3カ所について概要説明があったとし、豪軍に対して支援要請はなかったことを明らかにした。
ペイン国防相は「オーストラリアは攻撃に関与はしていない。イラクとシリアでのオーストラリアの任務はダーイシュ(IS)をせん滅すること」と述べた。
3国による軍事攻撃の対象場所は、化学兵器の研究所と保管施設、司令拠点だった。ペイン国防相は、攻撃対象の場所は市民への被害を最小限にするために選ばれた場所だとしている。