【ヨハネスブルグ19日AAP】 FIFAワールドカップのオーストラリア対ガーナ戦が行われ、試合は1-1で引き分けに終わった。前半にキューウェル選手がレッドカードで退場させられるなど、オーストラリア・チームにとっては厳しい試合となった。
ガーナは前大会でベスト16に進出した強豪チーム。試合開始前には、オーストラリア人ファンからはファーベーク監督に対してブーイングが起こった。試合では前半11分にオーストラリアのホルマン選手が先制点を決めたが。しかし、前半25分にキューウェル選手がゴール前でガーナのメンサ選手が放った決定的シュートをハンドで止め、この反則に対してイタリア人レフリーのロベルト・ロゼッティは、ためらうことなくキューウェル選手を一発退場させた。その後のペナルティ・キックでガーナが得点し、結局試合は1-1で引き分けに終わった。
初戦のドイツ戦ではオーストラリアは4-0で敗れており、今回の引き分けによって、次のラウンドに進出できる可能性は非常に小さくなった。オーストラリア・チームは次のセルビア戦を何が何でも勝たなけらばならない状況に立たされている。