【キャンベラ23日AAP】 オーストラリアを5日間の日程で訪問中のホルタ東ティモール大統領は23日、ナショナル・プレス・クラブでの会見で日本の捕鯨活動について触れ、「日本とは友好的な関係を築いているが、人間として、日本人に鯨肉の刺身をこれ以上食べ続けさせるわけにいかない。何故、野菜や果物じゃだめなのか。日本人は、5年間の“鯨肉断ち”をすべきだ」と話した。
現在、モロッコで開催中の国際捕鯨委員会(IWC)の総会では、商業捕鯨禁止令を解除する代わりにその捕獲数を大幅に減少させることについて話し合いが行われている。オーストラリアはあくまで捕鯨は全面廃止されるべきであるという姿勢を取っており、ホルタ大統領もこれを全面的に支持するとした。