国際

「インドはアジアの脅威」 シンクタンク

【キャンベラ30日AAP】   国内シンクタンクのジョン・リー氏は、「インドには緩やかな潜在力があるが、これが爆発するとアジアの脅威となるであろう」と話した。

リー氏は、インドを「成長中の国」と表現。現在のところ、アジア地域の秩序を脅かすような存在ではない理由として、文化外交の重要性の不理解や、経済力や軍事力についての不明瞭さなどをあげた。

また、もしインドがアジア諸国の重要国に発展することができれば、先進国といわれてきた国々に相手にしてもらえなかった小国の功績として注目すべきものであるとした。

現在、オーストラリアの最大貿易国は中国であり、インドは第4位となっている。成長を続けるインドに対して、オーストラリアが対中国ほどの対策を取らない理由として、お互いに英国連邦諸国としての歴史的つながりがあるためとした。

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