【シドニー30日AAP】 NSW州では来月1日、電気・ガス・水道の公共料金や自動車登録料などが一斉に値上げになる。一方で、新規住宅購入の際の手数料や印紙税が一部免除となる。
公共料金に関して上昇率が一番高いのは電気およびガス代で、それぞれ最大13%の値上げ。水道料金は最大7%の値上げとなる。電力会社で最高の値上げとなるのは「カントリー・エナジー」社で平均的な家庭で年間183ドルの値上げ。ガスでは「オリジン・エナジー」が13%で年間49ドル上昇。NSW最大のガス供給会社である「AGL」は約5%の値上げ率で年間33ドルの上昇となる。
自動車登録税に関しては、重量が975キロ以上の車両に対して年間5-30ドルの値上げ。また州道路交通局(RTA)も、年度初めとなる来月1日以降、登録料や免許発行、罰金などの値上げを行うものとみられているが、まだ公式発表されていない。
また住宅購入では、新築で60万ドル未満の住宅購入に際しては、現行の印紙税から25%引きとなり最高5623ドルを節約することができる。