【メルボルン2日AAP】 メルボルンの最高気温が6日連続で13℃を下回り、ここ14年間で最長の寒波を記録した。昨夏の猛暑とは対照的に、今冬は寒い日が続いている。メルボルンでは、昨年末から今年4月にかけて最高気温が20℃を上回る日が123日間続き、約150年間の観測史上最長記録を更新していた。
気象学者のソンダース氏によれば、寒い日が続いているのはメルボルンでだけではないといい、「1日のアリス・スプリングスの最高気温は9℃だった。これは冬の平均気温を10℃下回っている。寒さが長引いているのは、ここ1週間、南極海から寒気が入り込んだため」と説明した。今週末のメルボルンの天候は、陽が差すなどして気温が14℃位まで上昇すると予測されている。