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シドニー北部広域で停電4時間

【シドニー7日AAP】    7日午前5時、シドニー北部広域で停電が発生。修復までに約約4時間かかった。シドニー北西部ドゥラルにある変電所で発生した小規模火災が原因とみられている。

変電所は、電力送信の基礎設備を所有・管理する「トランスグリッド」社のもので、電力会社「エナジー・オーストラリア」に電力を供給している。午前9時半までには、ベローワ、ホーンズビー、ペナント・ヒルズなど、停電となった5万世帯すべての電力が回復した。

停電の影響は、同地域の交通信号機約60台にも及び、主要交差点では警察による誘導が行われた。また鉄道でも、レール・コープのノース・ショア線、ノーザン線及びニューカッスル線で遅延が生じ、券売機も作動しない事態となった。

エナジー・オーストラリアは、トランスグリッド社は問題解決のため、最善を尽くしたとして、責任追及を行うことはないとしている。また、電力送信設備に問題があるのではという質問に対して、今回のケースは関係ないとみているとした。

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