【パース27日AAP】 オーストラリアは、世界で最も致命的な生き物の何種類かが生息する国として悪評高いが、世界最高齢のクモの住処としても知られている。
メスのトタテグモは、WA州のセントラル・ウィートベルトで、長期にわたる集団調査をしている間に、43歳の長い生涯を閉じた。
トタテグモの死後、世界2番目だった28歳のメキシカン・タランチュラが世界最高齢のクモとなる。
カーティン大学のリアンダ・メイソンさんは、この長寿のトタテグモのおかげで、研究者たちはその生活形態や個体群動態を詳しく観察することができたと述べた。
トタテグモの研究は、WA大学の著名な生物学者でクモ専門家のバーバラ・ヨーク・メインさんによって1974年に開始されていた。