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オペラハウス地下にトンネル設置計画

【シドニー13日AAP】   シドニーの観光名所、オペラハウスの前庭部分では、ほぼ毎日のように、敷地内に乗り入れる車両と旅行者の交通事故が発生している。NSW州政府は、これを防止するために地下に車両専用のトンネルを設置することを発表した。

工事は来年開始され2013年に終了の予定で、オペラハウスはこの間、開館する。

オペラハウスを訪れる人の数は年間740万人。毎週1000台以上の車両が前庭部分を通過する。

NSW州政府は13日、1億5200万ドルを投入する「車両アクセスと歩行者の安全向上計画」を発表した。これによると、オペラハウスの地下に荷物積載場所を新設し、シドニー市内を走るマッコーリー・ストリートの北部先端からオペラハウス前庭部分の地下にトンネルを走らせつなぐという。

また政府は、この計画により500人の雇用を確保することができると述べた。

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