【シドニー3日AAP】 NSW州議会で、交通安全対策の改革の一つとして 、運転中の携帯メール使用を検知する最先端技術を導入することが可決された。
今回の改革案は、路上での薬物検査、酒気帯び状態の運転への罰則の強化、赤信号監視カメラ(Red light camera)のような 装置で、運転中の携帯電話使用を検知し取り締まることが含まれている。
メリンダ・パヴィー道路相は、新技術の導入はNSW州が国内で最初の州になるとし、今年7月1日から施行されると述べた。
パヴィー道路相は、2012年から2017年にかけて運転中に携帯電話を使用していたために起こった事故は184件にもなるとし、死亡者7人と負傷者105人が出たとした。
また、去年交通事故で死亡した運転手の74人の体内からは、違法薬物が発見されている。