【シドニー31日AAP】 NSW州の一部で大雨が降り続いており、気象局では鉄砲水の危険があるとして市民に警戒を呼びかけている。
上空を寒冷前線と気圧の谷が通過するのに伴い、州北西の丘陵地と北部台地では大雨が降り続き、河川の氾濫が予想されている。カースルレー川の水位は1日早朝にピークに達しており、気象局では洪水警報を発している。ナンドルやタムワースなどでも、洪水注意報が発せられている。タムワースでは30日午前9時以来19ミリの雨が降っている。ナモイとローワー・グワイダーバレーでも鉄砲水への警戒が必要だという。
緊急サービス局では、小川、雨水管、土手道などには近づかないようにと市民に呼びかけている。31日午前には天候が回復に向かうものの、弱い雨が週末中降り続くと予測されている。