【キャンベラ4日AAP】 豪政府は、 少数民族ロヒンギャ族をミャンマー国軍の迫害から守るために、1300万ドルの追加支援を行うことを明らかにした。
昨年8月にミャンマー政府が介入し、ラカイン州で暮らしていた70万人以上のロヒンギャ族が隣国バングラデシュへ集団脱出してから、ロヒンギャ族の窮状は国際的に注目を集めている。ミャンマーには推定50万人ものロヒンギャ族が残されており、救援活動を必要としている。
ビショップ外相は「豪政府は当事者すべてに、紛争をやめ、一般市民の安全を守り、人道的援助が被害にあった地域に届くように要請している」と述べた。
昨年9月から始まった豪政府のロヒンギャ救済支援のこれまでの合計金額は5150万ドルになる。