【キャンベラ5日AAP】 ダン・ティハン社会サービス相は、障害者の雇用支援へ3億ドルの追加予算を投入することを発表し、障害を持つオーストラリア人が職に就けるようにさらなるサポートをするとした。
ティハン社会サービス相は、7月1日から始まる管轄部門の改革の一環として、障害者の雇用支援をする組織の一覧表を発表し「新しい管轄機関では、雇用支援だけでなく長期雇用を目的としたサポートもしていく」と述べた。
連邦政府は、 今後10年間にわたる3億ドルの追加予算を含め、今後4年間で30億ドルの予算を障害者サービスに投入する意向を表した。
現在の支援プログラムのもと、仕事を斡旋してもらった人の数はおよそ40万人になるが、労働年齢のオーストラリア人の13パーセント以上が障害を持っており、就職をしているのはその中の53パーセントにしか満たないという。