【メルボルン３日ＡＡＰ】　　　夫とヨーロッパを旅行していたオーストラリア人女性が、クロアチアで、１４メートルの高さの崖から転落し重傷となっている。

メルボルン出身のタニア・ハーンデンさん（２４）は、夫のガレスさんとともに５カ月間のヨーロッパ旅行の途中だった。事故があったのは２日で、クロアチアのドブロブニック近くにある崖から水面に飛び降りようとしたが躊躇し、振り返ったときに足を滑らせたというもの。顔面損傷、腕部、肋骨、腰などを骨折し、腎臓の１つ及び脾（ひ）臓を失った。

ハーンデンさんは今後、しばらくは現地の病院での入院が余儀なくされる見込みで、現在、家族がメルボルンからクロアチアに向かう準備をしている。

スミス連邦外相は今回の事故に関して、政府機関には２日夜に連絡が入ったとした。同外相は「現地に領事館スタッフを派遣し、また家族とも連絡を取り合っている」と述べた。