【キャンベラ6日AAP】 ターンブル政権は国内全土の予防接種プログラムに3950万ドルの予算を投入することを発表し、妊娠している女性は7月から百日咳の予防接種を無料で受けられることになる。
グレッグ・ハント連邦保健相は、生後6週までの新生児は予防接種が受けられないため、妊娠中に母親が受けるのが最も効果的だとし「予防接種の無料化により、百日咳の予防接種を受けられない理由はもうない。自分自身や家族、地域社会を守るために予防接種をしてほしい」と訴えた。
2015年に息子を亡くしたヒューズ夫妻と2009年に生後4週の娘を亡くしたマッカフェリー夫妻も予防接種のキャンペーンを行っている。
連邦政府は予防接種に関する全国的な教育キャンペーンを展開する予定。