【メルボルン5日AAP】 4日午後3時ごろ、VIC州西部グランピアンズ国立公園で、日本人夫妻の乗った車両が70メートルの高さの崖から転落する事故があった。奇跡的に2人は軽傷で済んだ。
事故当時、運転していたのは妻(30)。マウント・ビクトリー・ロードを走行中、コーナーを曲がりきることができず崖から転落。車両は70メートルの高さの崖を転がり落ちる形となった。その後、夫(34)は何とか窓から脱出し、道路に戻って救助を求めた。
現場に駆けつけた救急隊は、崖の下の車両から妻を救助しようとしたものの足場が非常に悪く、当初は難航したものの、消防車に設置されているホースをロープ代わりにして、何とか妻を救出した。
妻は、閉所恐怖症だった過去があったため、気持ちを落ち着かせてから車両から救出され、近くの病院に搬送された。