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事故トラックのナゲット20万個 廃棄に

【メルボルン11日AAP】  VIC州で今年4月、ファーストフード大手マクドナルドにチキンナゲット100万個を輸送していたトラックが事故を起こし、このうち慈善団体サルベーション・アーミーに寄付された20万個のナゲットのほとんどが、廃棄処分されていたことが分かった。

 

寄付されたナゲットは検査を経た後、その一部がメルボルンで恵まれない人たちに提供されたほか、残りはチャリティ用として冷凍庫で保存されていた。数週間分の食事となるはずだったナゲットだが、サルベーション・アーミーによると、これらが保険請求の手続きに必要だとして引き取られ、その後廃棄処分されたという。

 

サルベーション・アーミーの広報担当者は、今後同様の事故が発生した場合、商品が問題なく食べられる状態であれば、無駄にするよりも支援を必要とする人に寄付されることを希望するとして、「保険会社と話し合いを始めたい」と話した。

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