【キャンベラ16日AAP】 連邦政府のアボット前首相は16日、2GBラジオに出演し、19日に行われる英国のハリー王子とメーガン・マークルさんの結婚について、君主制が時代とともにどれだけ変化したかを物語るものだと話した。
アボット前首相は君主制の支持者として知られ、1999年には共和制への移行を指示する声に対し、「ノー・キャンペーン」を中心的な存在となって繰り広げた。同前首相は「柔軟性や適応性のあるところが君主制の長所」と述べた。
アボット前首相はまた、2013年にハリー王子とパース行きの飛行機で一緒になった時のことを振り返り、「ご自身では学問が得意だとは言わないかもしれないが、非常に分別のある聡明な人」、「王子と時間を過ごした人であれば、彼の持つ品格や人間性に感銘を受けない人はいないだろう」と話した。