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4月の失業率5.6% 昨年7月以来最高

【キャンベラ17日AAP】  今年4月の国内の失業率が5.6%となり、昨年7月以来で最高水準となったことが分かった。求人数は約2万件増加したが、昨年の記録的な求人数の増加に刺激され、求職者数が増加したとみられている。

 

一方、今年4月に仕事を得た人の数は2万2,600人となった。エコノミストらは、4月の失業率について5.5%で横ばいと予想しており、5.6%はこの予想を0.1ポイント上回る結果となった。

 

オーストラリア準備銀行(RBA)のデベル副総裁は、失業率は今後少しずつ低下していくとしており、今後、景気が徐々に好転していくのに合わせ、失業率や賃金も改善されるとの見方を示している。ただ、賃金については年間成長率が2.1%と過去20年間で最低水準となっており、改善には時間がかかるとみられている。

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