【シドニー3日AAP】 調査会社「ニュースポール」による調査結果によると、太陽熱などの環境エネルギーを利用する人が急増しているという。国内の電気・ガス料金はこの3年間で平均35%増となったことから、国民の省エネ意識が向上しているとみられる。
676世帯を対象に行われたこの調査によると、88%の回答者が家庭での電力使用量を削減したいとし、79%が太陽熱などの環境エネルギーを利用したいとした。省エネ対策として、89%が省エネ電球を利用、72%が省エネ家電を購入したと回答した。一方で、77%の回答者が太陽熱システム導入には高額の費用がかかると思っていると答えた。また、回答者の19%は「どうせ大差ないだろうから」という理由で太陽熱システムの導入を全く考えていないとした。