【キャンベラ10日AAP】 2007年5月にQLD州ケアンズの漁船で発見されて以来、外来種のトウヨウミツバチが繁殖を拡大している。これまでにトウヨウミツバチの監視と駆除が続けられ、国内188ヵ所で巣や群れが駆除されてきた。このうち大多数はケアンズの街や港湾地域だったという。
トウヨウミツバチが上陸したことにより、既存のセイヨウミツバチは巣を奪われたり、病気蔓延や食物の取り合いなどして生存が脅かされている。人間にとっても、トウヨウミツバチは攻撃性があるため注意が必要だという。トウヨウミツバチはセイヨウミツバチよりも少し小さく、黄色と茶色のしま模様がはっきりしている。
トウヨウミツバチを目撃した場合には、QLD州バイオセキュリティ局に連絡するよう求められている。