【メルボルン25日AAP】 オーストラリア国内の空港が加盟する、オーストラリア空港協会(AAA)は、国内便の運航便数が減少している状況について、国内の経済成長を脅かすものだとして、改善を求めていることが分かった。
AAAのカロライン・ウィルキーCEOは、最近発表された連邦政府による報告について、2016年以降、空港を利用する乗客数は240万人増加している一方、国内便の客席数は少なくとも8万5,000席減少していると指摘した。
さらにウィルキーCEOは、国内便の座席数が減少しているのと同時に、航空運賃は値上がりしているとして、「利用客はもっとお金を払わざるを得ない状況となり、観光業に影響が出るだけでなく、経済成長も停滞させる」と話し、便数を増やすなど改善が必要との考えを示した。